ディーラー営業は売れば売るほど貰えるイメージがありますよ！
結論は「入る会社によっては1000万貰える」が正解や。
今回はどんな会社で働く奴が年収1000万を達成できるかと、新車を一台売ると貰える報奨金について合わせて解説していくで。
会社選びを間違えると年収1000万は絶対に稼げない
カーディーラーは「基本給」に重点を置いている会社と「歩合給」に重点を置いている会社の2種類ある。
・歩合給→車を売って稼ぐ報奨金(インセンティブ)
基本給に重点を置いている会社は結論、年収1000万達成は難しい。
逆に歩合給に重点を置いている会社は、20代から年収1000万達成可能やで。
ちなみにトヨタやホンダだから年収が高いとか、三菱やスバルだから低いなんてことは全然ないですよ。
歩合給(インセンティブ)で年収1000万稼げるカーディーラー
台数や利益還元による歩合給で、毎月30万円～50万以上稼げる会社であれば年収1000万可能や。
具体的には、
・日産ディーラー
・ホンダカーズ
・ベンツやBMW、アウディなどの高級外車ディーラー
・ビッグモーターやネクステージ、ガリバーなどの中古車ディーラー
ただし、田舎の国産自動車ディーラーは地域格差があるので年収1000万はトップセールスでも難しい。
年収1000万稼げないが基本給が安定して昇給するカーディーラー
メーカー直営で広域エリアのカーディーラーは基本給が安定して昇給するところが多いで。
・20歳→18万
・25歳→22万
・30歳→25万
・35歳→28万
・40歳→30万円
・20歳→20万
・25歳→20万5千円
・30歳→21万
・35歳→21万5千円
・40歳→22万円
直営はメーカー程でないにしろボーナスも4ヶ月前後と公務員並みに貰えるから、車が売れない月があっても生活に大きな問題はない。
歩合給ありきの生活水準だと問題ありそうです…。
しかし、安定と引き換えに台数を売っても歩合給が10万～15万程度とガッツリは稼げない。
・スズキディーラー
のような単価が低い車を売っているカーディーラーは利益が出ないので歩合給も必然的に低めになる。
・スバルディーラー
・三菱ディーラー
の3社は国内シェアが低いが、単価の高い車を売れば利益還元で歩合給は稼げる。
いずれのカーディーラーも地域格差が大きく、給料に安定感があるのはやはり広域エリアの大規模ディーラーや。
例外的にトヨタモビリティ東京のようなメーカー直営大規模ディーラーは基本給が高い上に歩合給も高いので、トップセールスともなると年収1400万(チート)も可能や。
とにかく車を売れば給料は上がるのか？
ほとんどの会社は毎月3台以上売って初めて歩合給が1台5千円とかやが、1台目からできれば支給してほしいよな。
池田さん、私達の働く会社は1台目から1万円以上支給してくれる車種もありますよね。
単価が高い車は1万円超えるな。
カーディーラーに入社するなら1台目から歩合が付く会社がオススメや。
モチベーションが全然違う。
そして毎月の歩合給に加え、会社がインナーキャンペーンを実施することで歩合給が増える可能性もある。
例えば、
・今月は〇〇と〇〇の車種を販売すると1台につき3万円支給
①販売台数と販売利益(粗利)で歩合給を稼ぐ
通常の毎月の歩合給は、
・5台販売→1台あたり1万円で合計5万円支給
・200万円利益→5％還元で合計10万円支給
・賞与(ボーナス)は基本給×月数
って感じかな。
歩合給ベースのカーディーラーであれば、1台あたり額や還元される％が更に高かったり、販売成績が賞与(ボーナス)にガツンと跳ね返ってくるようになるで。
・5台販売→1台あたり1万5千円で合計7万5000円支給
・200万利益→7％還元で14万円支給
・半年で1,200万円利益→2％還元で24万円が更に1ヶ月分の賞与(ボーナス)に上乗せ
②新規自動車保険で保険手数料を稼ぐ
車には保険がつきものなので、新車成約後に自動車保険もセットでご契約いただける可能性がある。
自動車保険は一度契約すれば毎年更新されるので、何らかの理由で他の保険屋に契約をとられなければ毎年保険手数料を稼げるで。
ただし、
と会社によっては、たかだが1％の数百円しか支給されないところもある。
自動車保険の契約件数が増えていけば、毎年保険手数料が増えていくので地味に稼げる。
俺は300件程の契約を持っているけど、更新時の保険手数料は1％なので月平均15,000円くらい貰っとる計算や。
更に新規契約が毎月1件あれば合計20,000円くらいになりそうですね。
会社によっては手数料に力を入れているところもあるので、何％支給されるのか、しっかりと調べておくのが良いでしょう。
③クレジットローンやサービス用品等で歩合給を稼ぐ
残価設定型クレジットローンやKINTOなどのサブクス(リース)契約で歩合給を稼ぐことも可能や。
時期にもよるがキャンペーンを実施していれば、カーバッテリーやタイヤ販売で数百円～数千円の報奨金が出ることもある。
何でも売ればお給料に反映されるんですね。
・サブスクリプション(リース)契約→1件15,000円
・ボディコーティング販売→1件1,000円
・タイヤ4本(1セット)販売→1,000円orクオカード等
・バッテリー販売→1個500円orクオカード等
車検や法令点検の入庫、JAF契約は手当が少ないが塵も積もれば山となる。
・法令点検→1台500円
・JAF契約→1件500円
④昇進・昇格で基本給を底上げする
基本給とは残業代や賞与(ボーナス)のベースになる固定給のことです。
いまだ年功序列の文化が根強く残っている企業が多いが、営業という職種は実績を残せば昇進・昇格のチャンスが巡ってくる。
事実、俺はひと回り上の先輩や同僚を差し置いて係長に昇進し基本給をアップできたで。
池田さん、スゴッ…！
支給課税は前払い額なので実際の手取りは734,317円や。
経験と技術を身に着ければ、達成できる給料やで。
カーディーラーの営業マンは誰でも受かるが故に、まわりの同僚や先輩はできる人が少ない。
できる人が万が一同じ店舗にいれば、そんな幸運なことはないからそいつに弟子入りしろや。
できる人を真似れば、いつか必ずできるようになるのは断言する。
経験値を積む時間も少なからず必要だが、できるようになるスピードはかなり早い。
まわりにできる人がいないのであれば、しっかりと経験値を稼ぎ、技術を身に着けることで周りを出し抜くことは容易やで覚えておけよ。
まとめ
